コラム

毎日の暮らしに炭を生かす

高井 一幸
炭をつかって住宅や農業に活用するということをさせていただくようになって、今年で26年目に入りましたが、今、つくづく思われます事は、炭そのものの効果というより、まったくその場で生活をされる方、働かれる方のそのままの増幅であるということを、はっきり思います。
ですから、よろこびをもって受けてくださる方のところでは、益々に喜んでくださるということが起きています。

――― 炭は、場をあたためる ―――
具体的には、足元近くに使いますと、それを強く感じます。土中に埋設したり、土間コンクリートの下や床下に敷いたり、又、土間コンクリートに混ぜることにより、(炭の質と、配合比が大切です)生コン特有の臭い、そして更には、底冷えを防ぐ効果があります。これはぜひおすすめしたいです。
 船戸先生のところを工事させていただき、感じますこと、ほんとうに素直に素直に説明を聞いてくださり、世間でも今ほど炭のことが言われない時代に施工していただき、私にとりまして、こうした医療関係の施設ははじめてでしたので、きっとすごい施設(先生方のお人柄と相まって、相乗効果はすごいだろうなー)と思っておりました。

そして今、お伺いする度に、職員の方たちの接してくださるお姿にほんとうにこころからの医療を目指しておられることを実現しておられることを、ひしひしと感じさせていただきます。
新たな提案ですが―――
台所など、特に女性が立たれる部屋の床下に、炭(黒炭でけっこうです、安いから。)を敷かれるといいですよ。新築、改築の時でしたら最もいいです。
(土殿でしたら炭の混入も有効です。白炭系の炭)

こうしますと、輻射圧が高まり、特に暖房効果が高くなり、小さな熱源で、お部屋全体が暖かくなり、足の冷えがまったく違います。特にひざから下が、血の流れが良くなったような感じになります。

船戸クリニックの建物、天の星の施設は、それは私の想像をはるかに超えたところの炭の磁場の高揚のはかられた場であると思います。
≪ 関 市 : 高井一幸さん … (0575)23―8080 です ≫