おじいちゃんが痴呆になったらどうするのケアマネージャー 岩津 恵美子
21世紀の高齢時代には、痴呆とどう向き合うかが問われる社会だと言われます。痴呆の介護において大なり小なりの様々な問題を抱え、毎日毎日を大きな不安の中で生活されている方が少なくないと思います。本人にすれば、周囲よりしかられたり、相手にされなかったりすることで、さみしさから自分の世界に閉じこもり、刺激のない世界に入ってしまいます。 そのことからますます脳の機能が低下していってしまいます。 まず、本人のさみしさの理解が必要であり、安心できる環境づくりと、笑いのある楽しい気分にさせることが大切になります。 楽しく遊びながら頭の体操をすることで、例えばゲーム、五目ならべ、パズルといった内容など、脳の活性化を促すことが、痴呆の予防と改善につながっていきます。 先日、新聞の中より、『親かと思うとわがままや暴言に腹が立つ.あなたが向き合っているのは痴呆という病気』という言葉に心のゆとりが出たという記事が載せられていました。 介護教室の中でも、今後、痴呆症の介護として、取り上げながら在宅で、痴呆のお年寄りを抱えた方の相談、援助をさせていただいています。 どうぞ、気軽にご相談下さい。
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